プロダクトマネージャー(高橋)
面白い仕事は自分で作るもの。
新天地で、社会を変えるソリューションを開発
PROFILE
プロダクトマネージャー(高橋)
2019年入社
大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻出身。卒業後は大手鉄鋼メーカーに就職。工場における設備更新工事などの仕事に約4年間携わってきた。その後、2019年にHACARUSに転職。現在は、労働安全支援グループにて、「HACARUS KY」の開発責任者を担っている。
「HACARUS KY」で労働災害リスクを低減
前職は大手鉄鋼メーカーにて、工場設備の更新工事などの仕事を行っていました。しかしその傍ら、データサイエンスを活用した、設備の故障予知システムなどの開発も行っていたんです。それが大変面白く、より深くデータサイエンスに携わりたいと思い、HACARUSに入社しました。
現在は労働安全支援グループに所属し、建設業および製造業向けSaaS製品「HACARUS KY」を開発しています。「HACARUS KY」は、これまで現場で認識できなかった労働災害リスクを、AIが提案するサービスです。建設現場に次世代の「はかる」を導入し安全管理活動を支援することで、危険感受性の向上に貢献し、現場の労働災害リスクの低減を目指しています。
前職で体感したKY活動の課題を、AIで本質的に解決
実は「HACARUS KY」は、私自身が前職の製造業で感じていた、KY活動(危険予知活動)に関する課題感を基に開発を進めました。
製造業や建設業では、作業における労働災害リスクを減らすために、毎日KY活動が行われています。その一方、KYシートという帳票を作成・提出することが目的となり、KY活動が形骸化している現場が多いのが実態です。これでは、本来の目的である労働災害の防止につながりません。
そこで考え付いたのが「HACARUS KY」です。AIによって労働災害リスクが分かれば、KY活動の形骸化を本質的に解決できる。このような思いから、自ら手を挙げ、開発に踏み切りました。
当初は製造業向けに開発を進めていたのですが、建設業からのニーズも数多く寄せられました。より幅広い現場で活用していただけるよう、業界の知識を得ながら現在さらに改良を続けています。
開発者一人ひとりに「お客様のために開発する」という意識を徹底
元々は技術職として入社しましたが、「HACARUS KY」の事業化を進めるにあたり、営業も担当しています。お客様に対して直接ヒアリングをしながら、仮説・検証を繰り返すプロセスは大変面白く、やりがいを感じています。
現在はグループリーダーも務めているのですが、チームマネジメントを行う際は、メンバー一人ひとりが主体性を発揮できる開発環境を整えることを意識しています。
普段の業務では、私が顧客とやり取りをし、ヒアリング内容を基にチームメンバーが開発に取り組むことがほとんど。その際伝えているのは、「お客様に満足していただけたかどうかを意識して開発して欲しい」ということです。私の指示通りに開発をするのではなく、一人ひとりが顧客ニーズを理解したうえで開発に臨んでほしいと思っているので、お客様との議事録もリアルタイムで共有しています。
それぞれの個性を発揮しながら企業課題を解決できるサービスを生み出し、開発の楽しさを感じてもらえたらうれしいですね。
HACARUSの強みはスピード感。共に新たな価値を作り出しましょう!
HACARUSはスピード感と風通しの良さが特徴の会社です。また、「面白い仕事は自分で作る」という行動指針のとおり、声を挙げれば誰でも挑戦させてもらえます。一社員の声から事業化を実現できるのは、スタートアップ企業ならではの魅力ではないでしょうか。
働きやすさに関しても、リモートワークやフレックスタイム制度が導入されているため、柔軟に働けると思います。さらに特徴的な制度として、社員の発案によって実行される福利厚生制度「いつもおおきに」があります。社員が毎月交代で全社員への福利厚生を考える仕組みです。過去には「防災グッズ」「電子メモパッド」などがありました。福利厚生においても社員の声が反映されることは非常に面白いですね。
HACARUSも「HAKARUS KY」も駆け出したばかりで、課題はまだまだあります。ぜひ私たちと一緒に、新しい価値を生み出してくれる方をお待ちしています。