アプリケーションエンジニア/テックリード(内野)
人々が、楽に安全に生きられる社会を目指して
PROFILE
アプリケーションエンジニア/テックリード(内野)
2021年入社
京都大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了。博士号取得後は研究開発受託企業で、災害関連アプリケーションの開発を行ってきた。2021年にHACARUSに入社。現在は労災防止AIの開発に携わっている。
災害関連アプリの開発をきっかけに、エンジニアの役割を実感
前職では研究開発受託企業に勤めており、機械学習の知識を応用しながら、災害関連アプリケーションの開発を行ってきました。もともとは会社の意向で参画したプロジェクトでした。しかし開発に関わるうちに、突発的な災害で苦しむ人がいかに多いかを知り、事故や災害による被害を予防することの意義を考えるように。自分の技術によって、人々が楽で安全に生きられる社会を築いていきたいと思うようになりました。
もしかしたら、エンジニアとして働きたい人のなかには、働く目的が「自らの技術を磨くこと」になっている人もいるかもしれません。しかしエンジニアの本来の役割は、社会に必要とされるソリューションを開発し、人々に使ってもらうこと。私自身としても、現在開発しているシステムの社会実装を進め、より快適な社会作りに貢献していきたいと思っています。
HACARUSでの開発は、エンジニアとしての総合力が問われる仕事
私はHACARUSで、製造業向けの労災防止AIの開発に携わっています。工場ではさまざまな作業工程があり、ときには作業員の方が事故に遭われる場合があります。人的ミスに限らず、装置の故障や作業環境によっても、事故のリスクは高まります。そこで私たちは、カメラで現場の様子を撮影し、AIによって危険を察知・警告するためのシステムを開発しています。
現在開発しているシステムは、小型コンピューターを活用して組み立てなければならないため、ソフトウェアの知識だけでなくハードウェアの知識も必要です。非常に総合力が問われる難易度の高い開発でもあります。しかし、難易度が高い分やりがいも大きく、開発の面白さを感じています。
社員のバックグラウンドが多様だから、開発の可能性が広がる
HACARUSで働くメンバーは、バックグラウンドが多彩です。私もどちらかというと、もともとの専門は自然科学分野。しかし、アカデミックな研究において、問題の根本的な背景を調べ上げ、データを正しく分析し、課題解決に取り組んできた経験は、働くうえでの基盤となっています。アプリケーションエンジニアとして仕事をする今は、世の中の役に立つこと、使ってもらえることも大事にしています。
また、社内にいろいろなバックグラウンドを持つ人がいることは、自分に知らないことがあったとしても、仲間の力で解決できる可能性が高まるということ。開発の裾野拡大にもつながるため、バックグラウンドの多様性は、HACARUSの大きな強みであると感じています。
私は自然科学系分野のなかでも宇宙関係を専門にしてきました。最近は「宇宙天気予報」というワードが注目を浴びるようになってきているので、ゆくゆくはHACARUSで、宇宙天気予報に関連したプロダクトを開発できたら面白そうだなと思っています!
HACARUSなら、仕事も、育児も、趣味も、全力投球できる
HACARUSでは福利厚生制度が充実しており、社員としても働きやすさを感じています。HACARUS独自の制度ではありませんが、男性社員も育児休暇を積極的に取得できるのはありがたいですね。私は、たまたまHACARUS第一号の男性育児休暇取得者となったのですが、上司や同僚も快く受け入れてくれたので、安心して育児に取り組めました。
仕事とプライベートが両立しやすいので、趣味の時間も充実しています。私は休日、趣味の将棋に打ち込んでいますね。また最近は、気象観測好きで有名なMLBロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手に感化され、個人的に気象予報士の資格を取得しました(笑)。いつかこの知識も仕事に活かせたらと思っています。
いろいろなことに興味を持ち、トライする人はHACARUSにぴったりだと思います。加えて、難しい課題に対しても粘り強く、前向きに向き合える方と一緒に開発に取り組めたらうれしいです。